珍獣をブンブンしてきたよ
一つ覚えのモンキーのようにね、それはもうブンブンと
※注意書き※
本記事は僕(J4)が感じたことを述べていく内容となっております
ですので内容が正しいという保証はありません。話半分で読んでください
COJは本日よりVer.1.4EX1に移行し、新たな環境をスタートさせた
サーチ珍獣及び最強の除去カードとまで謳われた『人身御供』にメスが入り
新ウイルスやエレメント効果を持つカードが追加投入がどう影響するのかーー
大まかな予測と考察はネット上に沢山存在している他のCOJブログ様が
一、二もなくやってくださっているだろうことは厳然たる事実で
実際の環境もその考察通りに推移するんじゃないでしょうか(オリボフィーバーは置いといて)
なので、ここでは僕自身がちょっと対戦してみて
肌で感じたこと思ったことをゆっくり書いて行こうかなって考えてる
☆珍獣は完全に死んだのか?
エラッタを見てからずっと、僕が気になっていたことはその一点だった
元々僕は黄色寄りのデッキを作ったり使ったりするタイプの人で
そーいうデッキは珍獣系統のアーキタイプを含んで構築されたデッキを
かなり苦手としている(と、僕はそう思っている)
僕はCOJに限らず「自分が苦手なものは自分で使ってみて研究する」
これを少なからず実践してある程度の成功を収めてきた経験があって
7あるデッキのうち二つは猿珍なりアリ珍なり純粋な珍獣を組んでいたりしたんだ
これが意外と便利で、ちょっとAPを燃やしちゃった時なんかに
気分転換も兼ねてブン回してみるといい感じに勝てたりするわけなのよ
そりゃあ全部が全部勝ててたわけじゃない(相性差や展開速度で負けることもあった)
けれども「やっぱ珍獣つえーなー」とか言いながら対抗策を模索してたりしてた
んで、今回のエラッタに話は移っていくわけなんだが
1CPのサーチャーが『裁きのマーヤ』及び『ファンガスガール』を
殆どの状況下で耐えられなくなったことで スポアガールがいれば死なないぜ
Lv2タコ→チェインだったり、OCKPでバウンスして再利用みたいな
盤面を有利に持って行くための一連の流れが難しくなってしまった
特に影響を受けたのは『学びの庭』の第二効果である【珍獣】2ドロー
Lv2以降のハッパ及びダルマンやケロールといったユニットでなければ
まず登場時に死んでしまうため、1ターンで横に並び辛くなってしまったからだ
これにより珍獣デッキの展開力・デッキ速度は従来に比べてガクっと下がり
対戦相手が以前よりも容易にゲームメイクを進めることが可能となった
ニコ生※とかTwitterとかブログで「珍獣が死んだ」って叫ばれてて
それ自体は確かに理解できるんだけど、なんだかそれだけではとても曖昧で
抽象的でもにょもにょと、言葉で表せないもどかしさのような
言葉足らずなじれったさを僕は感じてしまっていたから
つまるところどういうことなんだろうって、疑問に思って
思いつく限りで具体的に言葉にして表してみたんだけど
こーいう考え方が根底にあって「珍さんがお亡くなりになった」ってことなんだろう
たぶんね
そしてもう一つ重要なのが『人身御供』のエラッタ
1CPを残すって簡単そうに見えて実はメチャクチャ難易度が高くて
(例えば3Tでベルゼは投げられないし5Tで毘沙門は打てなくなってしまう)
0CPと1CPの間には想像もできない、途方もない断絶があるって話は
どこかで耳にしたことはあるんじゃないかな
これは0CPでオリボが4ptついてるカードの一覧なんだけど
条件にあてはまるカードが31/85枚なのに対して
同じ条件で1CPのインセプを絞ると出てきたのは48/88枚で
パーセンテージで言うと前者が36%に対して後者は54%
逆説的に、0CPのインセプの殆どはよく使われているのに対し
1CPのインセプは半分以上がほぼ使われていないってことが分かる
(ちなみに3CP~6CPのインセプは合計で36枚しかない)
もっと言うとカード一枚一枚にも注目してほしいんだ
0で4の方は一見強そうに見えるんだけど物凄くピーキーなシロモノが多くて
クレメンテアークとかクレメンテアークとかクレメンテアークとか
一方で1で4の方は、防御禁止や秩序つけたり狙ってインセプ回収したり
ストレートに強い効果を持ったラインナップになってるはずなんだ
でも、オリボは4ptついてる
効果は強くても1CPあるから使われなくて4pt
嗚呼、諸行無常
これ以上言葉を重ねると話の脱線具合が酷くなるばかりだし戻ろう
上で1CPと0CPには大きな差があるってことは明確になったと思う
『人身御供』が最強とまで謳われた所以はここにある
登場した1.2から1.3EX2までに消滅効果耐性が存在しなかったとか
決してそーいうそもそも論のお話ではなく
先攻でライフアド取って轢き逃げ的に更地を造り上げたり
後攻で不利な盤面を更地にすることで巻き返したりと
『人身御供』というインセプは、自陣にユニットが一体でもいれば
確実に、かつお手軽に押すことが出来るリセットスイッチだったからだ
将棋盤を星一徹ばりの勢いで引っ繰り返してるのと同じなんだよ
某アケゲーならGN灰皿飛び交うリアルファイト不可避だ
そしてこれが珍獣と相性が良かった (相性の良さは珍獣に限った話ではないが)
2CP以下に攻撃禁止を付与し固着で居座り肥大し続けるユグドラシルや
スピム&バーン殺しのミューズといったOC効果で処理できない天敵を
たった一体のハッパロイドの命と引き換えに葬り去ることができたのだから…
駄菓子菓子
先程も解説したように珍獣は肉体的に虚弱体質となり
横に置くことはおろか御供するための犠牲すら
捻出することが非常に困難な状態に陥ってしまい
追撃の『人身御供』の1CP化でダメージはさらに加速した
大リーナとガイアおばさんはダイエットに成功したが
珍獣は逆に頭がオカシクなって死ぬ
以上が「珍さんがお亡くなりになった」大きな理由の二つ目になるのね
可能な限りデッキを回してから苦手な相手を0PCでサヨナラバイバイするのは
こうして冷静に考えてみれば流石に強力過ぎる効果だったのかもしれない
ああ、ここからようやっと一番最初に戻るのよ
2600文字近くかけてよく分からん高説を垂れてようやくね
今日僕が使ったデッキは
所謂、赤犬をシヴァに換装したタイプの猿珍がベースになっていて
通常ならばベルゼが入るところに僕はアレスを入れることにした形だ
暗黒街の武器商人は御供のCPを確保しつつ1ドローできるので入れた
オリボに関してはB以上でないと意味ないと言われるのかもしれないが
今回は兎に角「珍獣は完全に死んだかどうか」を試したかったから
こーいう形になったんだ、ということは念頭に置いて欲しい
ベルゼとアレスの両方を入れるの構築も
JKがトリフィンであれば、それでもいいかもしれないが
僕は何よりもまず御供が使えない状況を想定して
ライシャを選択し除去のリソースをJKで負担する代わりに
限界までデッキを回す速度を上げることの方を優先したのだ
(マコブブサーチの邪魔になるからアーテーは要らない論に似てる)
ベルゼよりもアレスを優先した理由だけど
これは最近の環境が、1T裏から当然のようにBP6000持った
肉体派のユニットが出てくることが怖いからなんだよね
6/7/8ならライフで受けてマーヤ置いてベルゼ投げて、と
兎に角除去するための手順がややこしい。マーヤ生きてること前提だし
それならハッパやブロナで止められるだけ止めて御供しましょって感じで
シヴァとアレスが完成するまで遅延策をかまし続ければいい
殴る時に守れるユニットが盤面にいなければいいわけだから
OC効果で1点取りつつ業にもかかりにくいアレスの方がいいと判断したのさ
完成すれば一気に3~5点取るワンショットも可能だしね
(エラッタ前だが、最大6点取ってライフアド引っ繰り返して勝ったこともある)
そしてこの判断は(僕のいるランク帯なら)概ね正しかったんじゃないかな
負けが付いているところも僕のプレミが原因で負けたようなものなので
しっかりとミスなく回せればデッキ強度自体は大きく落ちてないんじゃないだろうか
というのが今日、珍獣ブンブンしてみて感じたことでした
やたらとJ3とばかり当たるから武者震いでちょっとミスっちったのさ
しかし対面に出てくるのは各色の精霊と新ウイルスだとか
アイテールだとかスルトが火炎放射器だとか…… マッドマックスかよ
僕はまだ1.4EX1触ってないのだぜ!?
なんか、こう対策とかどーすりゃいいのこれ、みたいなユニットが
対面からボッコボコ出てくるわでかなり冷や汗かきまくりんぐ
新弾が一枚も見当たらない黄単と当たったのが一番の癒しでした
これはマズいな! 僕も流れに乗らないと、と思い立ち
一通り対戦が終わった後にVR3枚揃い分くらいまで回したらFショータイムでました
そんなものよりFアイテール寄越すんだよ
ざっくざくニャン!か~ら~の~ショータイム三連打は流石に草生える
ショウタイムって書くと某ネトゲのアクティブスキルになるね
そんなこんなで、そんなこんなな1.4EX1稼働初日でした
上の猿珍も改善の余地は大いにあるし、構築がどう変わっていくのか楽しみですわ
また緑とか絡めた強そうなデッキが出てきそうなんですよねー…さてどうなるか
それではよいCOJライフを(*^-^*)ノシ